ファームin流の秋冬野菜、3か月の変化を写真で。
ファームin流の秋冬野菜の風景、9月から11月までの変化を写真で示してみました。
9月26日
白いネットの中は、キャベツ、白菜、ブロッコリ。虫よけにかけている。寒さが始まるまでつづく。
この時期はまだ元気な夏野菜が収穫できるので、残している。空心菜、四角まめ、モロヘイヤ、それにナス、オクラ、ピーマンなど。
夏と秋の混在です。
10月15日
夏モノも撤去して、秋冬のタネをまいています。元肥はとくに入れていません。(4月に入れたもので。)
少しずつ芽もでてきました。
11月11日
日ごとに成長する時期。間引き菜がたくさんとれます。ネットの中の白菜やキャベツも大きくなってきました。
今年の台風、21号、24号の影響について
今年の台風21号、24号には参りました。
国内で甚大な影響を受けた他地域のみなさんの比ではありませんが。
われわれのビニールハウスは破れ、スチール製倉庫はひっくりかえり、パーゴラも飛んだ。(幸い畑作物の被害はほとんどなかったが)
現在はかなり修復しましたがが、完全には戻っていません。復旧作業は骨身に応えます。
間違いなく大きな台風は今後もやってきそうです。油断は禁物、今まで大丈夫だったから今度も、その思い込みこそ自戒すべきでしょう。
大きな台風が来る前には、いっそビニールをはずしておく。スチール倉庫は固定アンカー設置もしくは倉庫内に重量物を置くか、そういう対策が次回は必須となりそうです。
最近の日本の天候は、台風に限らず、夏場の猛暑、反対に日照不足など、極端な変化を示すようになっています。備えも一段とレベルを上げる時代なのかもしれません。
強風で大破したビニールハウス。骨組みのパイプは曲がり、ビニールは破れて悲しいほどみじめな姿となった。
はざかけ米、脱穀しました。
10月23日(火)、お天気の合間をぬって、脱穀しました。
毎年無農薬で、手植え、はざかけと手のこんだ栽培をしています。(除草剤も化学肥料も使いません。)
収穫量ですが、今年は反当りで6俵近く行きそうです。(玄米ベースで1俵は60㎏。)近年にないとれ高となりました。
このあたりでは慣行栽培で平均7俵くらいといわれます。われわれは毎年4俵前後。それにくらべるとよくとれました。
前の耕作者から引き継ぎ、(われわれにとって)初めての田んぼであったこと、また雑草取りも一生懸命やり、収穫時に雑草はほぼない状態で稲刈りできたこと。
これらのおかげですね。
はざかけで、太陽の恵みをじっくりうけて、香り高いもち米ができそうです。
田植えは6月の第1週に、すべて手植えでおこないました。2日間かけて、けっこうたいへんです。参加者を毎年つのってなんとかやれています。
2018年、春、秋の植え付け風景
ファームin流は、一区画あたり30㎡の広さがある。縦ヨコ6m×5mあり、長さ4mのウネを6本つくる。これだけあると、たくさんの作物栽培が可能です。
あせだくコースは、毎年3月後半の準備作業から始まります。たい肥、元肥などを投入した後、4月半ば頃、各人の作業。まず、ウネ立てづくりがスタート。クワ、レイキといった農具を使う。はじめは曲がったり、凸凹になったりと悪戦苦闘(?)するかもしれませんね。
6本のウネを、3週間くらいにわけ、順に立てます。苗、タネもその都度、できたウネに植えていきます。
9月の中旬から、白菜、ブロッコリなどの植え付け(定植という)に入ります。年内に収穫しょうとすると9月のお彼岸までには植えておきたい。
猛暑の夏を過ぎ、秋のさわやかさに、きっと体もよく動きます。これから日々、涼しさが増すなかで、野菜もよく育ちます。
自然の中で、作物の生育の力強さを感じることができます。(まだ暑いので、虫も出ます。丹念にとりましょう)