【URANIWA大豆講座】第5回畑で!?豆腐を作ろう~
第4回から2週間後の15日第5回目の大豆講座を行いました。
今回のメインは、畑でとれた大豆で豆腐を作っちゃお~という野菜塾初の企画です○●
それにあたって坂田も試作に試作を重ね当日を迎えました。
その前に、まずは前回収穫し、乾燥した黒大豆を脱穀。みなさん、脱穀機やとうみの手つきが手慣れたものです。
次に、お持ちかねの豆腐作りの作業です。手順を説明後、まずは文明の利器を使うためアパートへ…ミキサーを持っててくてく歩き、一晩水につけた大豆をミキサーにかけました。粉々に大豆をすりつぶしたものが「呉」です。この作業を手作業で行って、豆腐を試作してみましたが相当力と根気がいる作業です。昔の人の労力を知りたい方はお試しください。(次回はこれで呉汁をする予定)
そして、畑のハウスに戻り、火にかけ、煮て、ざるに置いたさらし布で濾して、おからと豆乳に分けました。
できたての豆乳に塩を少し加えることで大豆の甘みが引き立ちます。試飲していただきました。
やさしい味の豆乳です。
豆乳嫌いな参加者も、「これなら飲める。おいしい。」とのお声が。うれしいですね~やりがいがあります。
そして、その後温度を85度から87度に上げて、にがりを入れ、ふたをして少し置いておくとさらさらの豆乳がどろっとしてきました。これがおぼろ豆腐です。にがりを入れる温度が大事なのです。この間に、大豆のアミノ酸とにがりのイオンで化学反応が起きている…
そして、さらし布でおぼろ豆腐をよせ豆腐にし…待つこと5分。豆腐の完成!!作業開始から約1時間。。。
あつあつの豆腐が出来上がりました~「おお~」「わ~い!!」大成功です!!
私も恥ずかしながら、試作した中で一番いい出来でした。みなさんの「おいしい~」の声が聞けただけで今日は満足でした☆
何よりお豆腐が食べられなかった、お子さんが「おいしい~」とぱくぱく食べていたことがうれしかったです。
豆乳から豆腐を作ることはあっても、自分たちが手をかけた大豆で作ることはなかなかないと思います。
私にとっても貴重な体験となりました。
その後、昼食は乳清ならぬ豆清(大豆のうま味がでていて、保存する場合はこれに豆腐をつけて置いておくとよい)を入れた「水炊き鍋」と「豆と切り干し大根の炊き込みご飯」「おからボール」「かぶの漬物」でした。
鍋のだいこん、にんじん、はくさい、ねぎは野菜塾産、炊き込みごはんの米も大豆も…
「おからボール」は、出てきた副産物であるおからをみじん切りにした野菜と片栗粉を混ぜて油で揚げたおかずです。こちらも大好評でした。一物全体です。大豆づくしの丸ごと味わえるメニューです。
これを読んで、豆腐作りをやってみたいと思った方、来年畑でお待ちしております●○●
次回は、みそ作りですよ~わくわく。
今度は、黒豆で豆腐を作ってみようかな~と思います。おっと、その前にまだ大豆の選別がありました。
今年中にがんばります!! 黒豆も煮なきゃな。。。。
担当:坂田