【URANIWA大豆講座】最終回~みそ作り&呉汁~
大豆講座がとうとう最終回を迎えました。最終回のメイン作業は、みそ作りです。
野菜塾では、米麹を使って、米味噌を作っています。味噌の材料は、大豆、塩、米麹といたってシンプルですが、味噌を仕込むまでに大豆をゆでることに時間がかかります。
一晩水に漬けた大豆を、鍋でコトコト8時間…ふきこぼれないよう注意が必要(らしい)です。 そして、やわらかくつぶしやすい大豆になります。
そして、容器にも準備が必要で、あらかじめアルコールで殺菌しておきます。(アルコール度数の強い焼酎やホワイトリカーを使用)
作り方は、まず、麹と塩をよく手で混ぜ合わせ、塩切りします。そして、つぶしやすくするために温めた大豆を汁切りして、厚手の袋に入れ、手でつぶします。
それを、ひと肌まで冷めたら塩切りした麹と合わせて、混ぜ混ぜ・・・、そして、団子状に丸めます。そして、その団子を「えいや~!!」と容器に叩き付けました。
きゃーー、遠くから叩き付けると、容器から外れることも・・・ 空気が入らないよう、丁寧に詰めていきます。平らにならして、ラップをして、塩で重石をして、完成!
細菌が繁殖しないこの時期仕込む味噌。自然のリズムで作られる味噌の奥深さを感じながら、発酵し、おいしく食べられる日が楽しみです。
子どもからは、どうして白い味噌(仕込む時)が茶色くなるの?という疑問の声もありました。nice 好奇心!
そうやって、いろいろなことを疑問に感じる心を忘れず、いろいろなことを吸収していってほしいです。
そんな材料が、畑にはいっぱいです。
その後、調理のメインは呉汁です。呉は、一晩つけた大豆をすり鉢でゴリゴリ・・・だんだん、なめらかなムース状になり、豆腐っぽくなってきました。
豆腐の元である、呉をなめらかにすることでおいしい豆腐ができますが、今回は豆腐にせず、汁の中へ入れます。
昨日収穫した、だいこん、はくさい、ねぎと豆腐が今日の呉汁の具です。だし汁で野菜と呉を煮て、最後に豆腐、ねぎ、味噌を入れます。
呉汁には、信州味噌が合います。大豆の旨味が加わり、やさしい味の汁です。大豆をいろいろな形で食べるための工夫でしょうか、全国各地の冬場の郷土料理のようです。
あと、はくさいと昆布の漬物を作り、豆腐の味噌漬けも紹介し、仕込んでもらいました。大豆講座スタッフ一押しの一品です。日本酒と合います♪
そして、これも野菜塾おすすめの玄米餅と黒豆餅。これを網で焼いて、しょうゆだれでいただきました。
体が温まる汁ものと餅もいいですね~ 呉汁を食べるのは、初めての方が多かったですが、好評でした。
たまにはすり鉢を使うものいいですね。
今日のメニュー
●玄米もち・黒豆もち ●呉汁 ●はくさいと昆布の漬物 ●豆腐の味噌漬け
玄米餅は、野菜塾でとれた玄米のもち米で野菜塾の無農薬のよさが生きています。
ぷちぷち、つぶつぶの食感がおいし~おもちです♪
私は、しょうゆのり巻きが好きです☆
とうとう大豆シリーズが終わりました。参加いただいた皆様、ブログを読んで下さった皆様ありがとうございました。
今シーズン来られなかった方、来シーズンも楽しい企画を考えていますので是非ご参加くださーーーい!!
台風で中止になった、豆まめビビンバはリベンジしますよ☆そして、料理も新しいレシピをご紹介したいと思います。
食べることばかり考えている、坂田でした。