2016年03月12日
「農業体験農園」と一般の「貸し農園、市民農園」のちがいについて
3月に入り、「自分の畑を持ちたい」、「市民農園を借りたい」という問合せをいただくことが増えています。
とくに名古屋市に住んでおられる方から、「自分も農に関わりたい」、「家族で参加したい」という初心者の声をたびたびお聞きします。
お話をして感じるのですが、「農業体験農園」という存在がまだなじみがないこと。
「農業体験農園」と「市民農園」「貸し農園」とちがいがあることが知られていません。
「農業体験農園」は比較的新しいスタイルで、生産者が指導するタイプであること。また栽培初心者の場合は、「農業体験農園」から入るのがおすすめとされますが
そういったことはまだよく知られていません。
*詳しいことは愛知県のHP「農業体験農園とは」 に掲載されています。
<2つの特徴>
どちらも自分の区画が与えられますが、指導スタイル、必要な準備程度について、大きな差があります。
■農業体験農園:愛知県のHPでは次のように紹介されています。
○プロ農家から野菜づくりのノウハウを学ぶカルチャースクールです。
○初心者から経験者まで安心して高品質な野菜づくりができます。
○概ね20種類の野菜を栽培します。中にはお米作りができる農園もあります。
○収穫した野菜等はすべて持ち帰ることができます。
○種や苗、肥料や道具などすべて園主が用意します。
■樹来の市民農園、貸し農園
○必要な資材の手配、農具の準備、栽培作業などすべて自分でおこなう、利用者個人の自己責任が原則。
○自分で好きな作物を栽培できる。
○身近に指導してもらえる人がいない初心者の場合、栽培に苦労することが少なくない。
○その分、利用料金が安価なこともある。
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