段ボールコンポストは毎日の家庭生ごみを、ベランダやお庭で手軽に堆肥にできる簡便な方式です
段ボールコンポストの特長
・段ボールを使った生ごみ処理容器
・微生物のすみかになる基材を入れ、微生物の力でゴミを分解して堆肥に変える
・基材はもみ殻くんとヤシ殻チップの2種類だけ
・できた堆肥で野菜、花を育てれば資源の循環につながる
◎家庭で出る「燃えるごみ」の約4割は生ごみで、生ごみの80%が水分です
◎その生ごみのほとんどを段ボールコンポストに投入できます
◎ダンボールコンポストとは薬剤や電気などを使用することもない、エコで低コストな家庭の生ごみ処理方式です
◎段ボールを使うことで、余分な水分が自然に蒸発します
◎微生物の働きで、生ごみは分解され段ボール内のカサ(量)は増えません
1.段ボールは通気性が良く、臭いも少なく、スペースもとらないので、集合住宅のベランダでも取り組める。
2.一般家庭では4か月前後、毎日生ごみを入れ続けることができる。1人暮らしの方など生ごみの出る量が少ない家庭ではもっと長く入れつづけることができる。
3.それまで可燃ごみで出していた生ごみが、段ボールコンポストで処理できてしまうので、「ゴミを排出しない暮らし」が比較的カンタンに実現する。
4.家庭の台所で出る生ごみは、(貝がらなど)ごく一部を除き、なんでも投入できる。
5.できた堆肥は、自分の家庭から出た生ゴミでできているので、安心に使うことができる。
NPO法人日進野菜塾では2015年から段ボールコンポストの普及活動を名古屋市、日進市等で実施しております
→名古屋市のHP「段ボールコンポストによる堆肥の作り方、使い方」はこちら
→「生ごみ堆肥作り講座」日程はこちら
落ち葉等の堆肥作り、自前堆肥作り
◎堆肥作り
日進野菜塾では、落ち葉・雑草・野菜くずなど使いたい肥化し、畑で利用しています。
配合材料には、牛糞堆肥、米糠、油かす、もみがら、くん炭など、用途に応じた配合をしています。
◎有機発酵肥料(ぼかし)
また段ボールコンポストでできた堆肥を使って、ニ次発酵させ、ぼかしを作り、主に追肥利用しています。
この方式は、比較的容易に「ぼかし」を作ることができます。なお、ぼかしは畑だけではなく田んぼでも作っています。