大学生インターンシップ、初の受入れ。
日進野菜塾では、この8月に名城大学農学部からインターンシップの学生さんの受入れを実施しました。
東海農政局より受入れ先の募集があり、当団体でも応募し、3年生女性がお一人来られました。
これは学生さんが実際の農業関連先で就業体験をすることで、「自らの専攻分野及び将来のキャリアに関連した実務等に従事する」ことで、より専門知識を高めることがねらいとされています。
こういう経験は初めてですし、受入れの5日間をどう過ごしていただくか、少々悩みました。
概略、次のような体験をしていただきました。
○初めに全体ガイダンス(団体の歴史、活動目的、事業の内容、圃場見学、特徴、課題、スタッフ紹介、など)
○農業体験イベントの準備、内容の体験、およびお手伝い
○直売所への野菜の出荷のための収穫、包装、運搬、店頭での陳列などの一連の活動体験、および直売所の理解
○日進野菜塾が事務局となっている「日進・げんき朝市」の当日の準備、接客販売活動への参加
○日進野菜塾が運営する農業体験農園での毎週の説明会への参加
○夏野菜の手入れ、有機発酵肥料づくり体験 など
大学では実際の畑や田んぼ、販売場面などでの体験はふだんあまりないようで、学生さんからは、たいへん刺激になったという感想をいただきました。
われわれもふだんこのように若い方といっしょに仕事をすることはなく、自らの活動が若い学生さんにはどう写るのか、見つめなおすことにもなりました。
説明させていただくことで、こちらもこれでよいのか自問する機会になりました。また他のスタッフメンバーも同様に、新鮮に感じたようです。
今回、当初インターンシップの話があったとき、応募は考えていませんでした。
が今後は応募、積極的にしていきたいと思うようになりました。
写真は発酵肥料をつくるお手伝い風景。