【URANIWA大豆講座】第6回~みそ作り~【完】
2月1日の第6回大豆講座ではみそ作りをしました。最終回は西原の畑です(野菜塾は年末に引っ越しをして、前川の畑から西に100mほど進んだ西原の畑へ拠点が変わりました)。
豊田のヤマキ糀店の米糀を使った米味噌を仕込みました。
3人一組で、塩切り、煮た大豆をつぶす、糀と混ぜ合わせる、味噌玉をつくる、タッパにつめる作業をして、重石とふたをして完成。一人で仕込むより、集まってみんなでわいわいやるのが楽しいのです。
味噌は、麹菌はもちろん、ヒトが持つ菌と空気中の微生物も影響するため謎が多いようです。
おいしいおみそにな~あれ♪の思いで混ぜ混ぜ、こねこね、愛情いっぱいで仕込みました。
10か月後が楽しみです♪♪(みそ作りの写真がなくすみません(´Д`)
料理は、「ごはん、ねぎ味噌2種(普通のねぎ味噌、麴でつくるもろみ味噌)、手作りポン酢で食べる鍋、玄米もちと黒豆ぜんざい」です。ねぎ味噌はごはんが進みます。麹のもろみ味噌は、夏はピーマン、なす、冬はにんじん、ごぼうなどでもできる万能みそです。いろいろな野菜で作れるそうです(ヤマキ糀店の女将さんより)。
みそで作るねぎ味噌は、しょうがとにんにくがおいしさの秘密です。焼きおにぎりにするとおいしいだろうな…
鍋には、畑でとれたねぎ、にんじん、だいこん、はくさいがたっぷりです。ポン酢は、大豆からできるしょうゆ、みりん、酢、
ゆずのしぼり汁またはレモン汁で作ります。細く切ったこんぶ、かつお節を入れるとうま味が出ておいしいです。
畑でとれた黒豆で、ぜんざいにして、もちといただきました。
無農薬で作っているもち米を玄米もちにした野菜塾の商品です。
玄米もちはやはりしょうゆが合います。
最終回ということで、参加者のみなさまから感想をいただきました。一部ご紹介します。
・すべてが初めてのことばかりで、毎日いろいろな発見があり、とても貴重な体験をさせていただきました。今まで何げなく食べていた大豆製品がとても貴重なものに思え、昔の日本人の知恵はすばらしいなと思いました。我が家の食卓には、大豆料理が並ぶことが多くなったように思います。子どもたちも大豆の収穫からみそ作りまで体験でき、とても良い勉強になったことと思います。
・みそ作りが楽しかった。ねぎみそがおいしかった。
・せんべつがたいへんだった。とうふ作りがたのしかった。大豆からとうにゅうとおからととうふとみそとしょうゆとかいろいろできるのがすごいとおもった。
・みなさんとの交流が一番楽しかったです。
6回はあっという間で、大豆講座を楽しんでいただけ、本当によかったです。大豆のおもしろさ、大豆料理の魅力がお伝えできていたら幸いです。
スタッフの不手際も多々ありましたが、みなさまのおかげで講座を進めることができました。畑での出会い、学びに感謝です。
さかた
【URANIWA大豆講座】第5回納豆に挑戦!
ブログをさぼっており、すみませんでした。12月7日第5回の大豆講座がありました。
作業は、先週はざにかけて乾燥させた大豆を1に脱穀2に脱穀、3に選別というくらい、脱穀をしていただきました。
野菜塾では、足踏み脱穀機と唐箕(とうみ)を使います。写真は、唐箕のようすです。
足踏み脱穀機で茎から大豆のさやをとります。そこから、さやを取るのが唐箕の作業です。
流れ作業で効率よく分業し、選別は子どもたちが頑張ってくれました。
残念ながら虫にかじられた大豆も結構あります…
人間が独り占めするのではなく、虫や鳥たちにも自然の恵みをおすそ分けしないといけませんね。
その後、昼食は「ごはん、みそ煮、はくさいの漬物、かぼちゃ&さつまいものぼたもち」でした。
ちなみに、みそ煮は八丁味噌を使った愛知の郷土料理です。だいこん、にんじん、さといも(いもは秋だけど)と冬の野菜たっぷりです。大豆、こんにゃく、はんぺいも入っています。
調理作業は、漬物作りとぼたもち作りです。ぼたもちはとっても簡単なのです。
炊飯器でもち米とさつまいも、かぼちゃをそれぞれ炊いたものをボールに入れ、すりこ木でぺったんぺったんとついて、
きなこやあんこでいただきます。相性としては、さつまいもの方にきなこ、かぼちゃには小豆が合うと思います。
12月にかぼちゃと言えば、冬至があります。栄養のあるかぼちゃを食べることで風邪予防になるという昔の習わし、最近は家庭で冬至にかぼちゃを食べるのでしょうか。ゆず湯もいいですよね~。それはさておき、いただきま~す!!
食後に納豆作りをしました。あらかじめ熱湯で5分くらい似た稲わらを干しておきました。
そこに、煮た熱々の大豆を入れ、包み、持ち帰り保温します。40度で24時間くらい保温するとわらにある納豆菌で発酵し納豆になるそうです。夏の試作では気温も高くうまくいきましたが、冬はこたつや湯たんぽでしっかりと保温することがポイントです。
なかなか味のあるわら納豆です。
6月に豆をまいてできた大豆たちは、半年でこんなに立派な豆となっていました。いくつかはまた種としてとっておき、プランターなどURANIWAでまいてもらえるといいな~
さて、次回は最終回のみそ作り。この大豆を煮てくることが宿題です。
URANIWA大豆講座第4回
11月31日に第4回大豆講座がありました。11月末にしてはとっても暖かく、畑日和でした。
今回の畑作業は、待ちに待った収穫です。株ごと引っこ抜いて、束ねて、はざ棒にかけました。
完熟の大豆なので、弾ける寸前!ネットをかぶせて、鳥が食べたり、大豆が落ちたりしないようにしました。
このまま1週間乾燥させます。乾燥させることで、保存性がよくなるのでこれも大事な作業です。
鳥さんへのおすそ分けは畑に落ちているはず…
次に、料理です。豆腐を作るのです。昨日から水に浸した大豆を使います。
それを、「呉」といって写真のようにする鉢で大豆をすりつぶしたものをいいます。豆腐の元です。
これを煮て、おから豆乳に分けて、豆乳ににがりを加えて固めます。
ざっと手順を説明するとこんな流れです。
その他に、呉汁、おからボール、豆おこわ(これは炊飯器にセット済み)を作りました。
おからボールは、片栗粉を使うのでもっちもち♪
豆腐は、青大豆と黄大豆でやりましたが、どちらも巣が入ったようなもろもろの豆腐になってしましました。
豆おこわは、煎った黒大豆を使いました。煎り大豆ともち米を使うと、簡単に豆おこわができます。
ちなみに、もち米は水量がうるち米よりも少なめなので、うるち米の水量で4合うなら3合の線にセットするとよいです。
今回豆腐を失敗してしまいました。
後で気付きましたが、ミキサーにかける時の加える水量を間違えました。
大豆は1Lの水に一晩漬けて、その漬け汁とさらに1.4Lの水(うち200mlはミキサーを洗う水)を加えます。
だいぶ濃い豆乳になっていたようです。反省…
担当: 坂田
URANIWA大豆講座第3回おくらが主役のねばねばどん
朝夕が涼しくなりましたが、日中はまだ暑い日が続いております。
9月28日も日中は、よい天気で畑日和&外ごはん日和でした◎
さて、2か月ぶりの大豆講座の主な作業は、枝豆についたカメムシ取りでした。
手作りのカメムシホイホイ(ペットボトルで作ったもの)で地道に捕獲します。カメムシはここに入ったら出られません(>Д<)
また、枝豆の収穫ができるとよいなと思っていましたが、実のふくらみはもう少しでした。
味見で、ふくらみかけた枝豆は取って昼にいただきました。甘味がや風味が違っておいしいかったです。
その後、料理は「ねばねばどん、なすとかぼちゃのみそ汁、げんこつ」でした。
ねばねばのメインは、おくら!!まだまだ夏野菜のおくらは元気です。
丸オクラ、五角オクラの2種を釜で豪快にゆでました。そして、刻みます。
モロヘイヤはしっかり刻んで、粘りを出すことがポイントです。
他のねばねばの具は、モロヘイヤ、長芋、酒と醤油で煮たなめこ、納豆でした。
これをご飯に乗っけて、めんつゆまたはしょうゆなどでいただきます。
げんこつは、犬山名物のおやつできなこと黒糖で作りました。
簡単で、ほどよい甘さに調節できて、子どもたちにも好評でした。
作っている様子は、泥だんご状態です。
講座終了後も、一生懸命カメムシを取っていた方もいらっしゃいました。
おいしい大豆になってもらうために、手間を惜しんではいけませんね~
みそ汁に使った味噌は、2月に作った米味噌です。半年のものと1年半のみそを食べ比べました。
好みが分かれます。
さらに、試作でわらから作った納豆も味見してもらい、今後の大豆講座のモチベーションを高めてもらいました。
大豆から、味噌まで作りたいものです。
次回は、稲刈りをしてはざかけして乾燥させた藁(わら)で納豆を仕込みます。
発酵温度・時間がポイントです。上手くできるかな??
URANIWA大豆講座第2回マメ豆ビビンバ
7月27日に第2回大豆講座があり、7組19名の参加がありました。
作業は、草取り&土寄せです。一か月たった大豆は、草に紛れてどれが大豆なのか雑草なのか。。。
大豆は元気に生えていましたが、今年は発芽率がよくありませんでした。何なのでしょう??
3粒ずつまいたのに、3粒すべて出ているところが少ない。。。
私がまいた赤大豆は全滅で、結局黒豆に変更です。
私のことはさておき、雨が降ったり、晴れたり、曇ったりと忙しい天気の中、暑さも心配しましたが何とか作業ができました。(写真がなくすみません)
今回も夏の収穫物たくさんの料理ができました。
メニューは、 「マメマメビビンバ(うま味噌だれ)、とうふともずくのすまし汁、シソのしょうゆ漬け、スイカ」です。
早く来ていただいた方に収穫を少ししていただき、朝どりのきゅうり、なす、ズッキーニ、シソと夏野菜たっぷりのビビンバです。トマトがほんとにキラキラしてきれいです☆★
ビビンバに豆(こだいず)もやしと大豆ミート、豆味噌、すまし汁にはとうふを使い、豆も盛りだくさんでした。
大豆ミートで味噌だれを作ると、肉みそみたいになります。
大豆もやしは普通のもやし(緑豆)より豆が大きく歯ごたえがよく、ビビンバにおすすめです。
そして、シソが結構いい味だしてます。
もずくのすまし汁は、だしが効いた上品なお味で好評でした。
今回は、なす、ズッキー、にんじん、大豆もやし、きゅうり、シソでしたがいろいろな野菜でビビンバを楽しんでくださいね~
何でも、野菜をゆでて、みそだれがあればOKです。韓国の屋台の朝食の定番なのもうなずけます。
味噌は、多く作っておくと何かと便利です。焼きナス、焼き厚揚げ、炒め物、おひたしに…
盛り付けは、黄・赤・緑・オレンジ・紫?白こんなにカラフルにできました☆(写真提供ありがとうございます)
デザートのスイカはこんなに真っ赤でした!!
外で食べるスイカは、一層おいしいですね~(種が飛ばせる&下に汁をたらしても気にしなくてイイから(笑))。
少し間が空きますが、次回こそは、初挑戦の○○!お楽しみに~
担当:最近スイカで水分補給をしている 坂田