名古屋近郊の市民農園NPO法人日進野菜塾

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名古屋近郊の市民農園で有機野菜を作る日々

2020年01月10日

自給(的)作物を育てる~(2)蒲郡みかん、援農活動

蒲郡市のミカン園におじゃまするようになってもう8年ほどになる。最初は誘われて「みかん狩り」。その翌年は「摘果」を、さらに翌年は「せん定から」と毎年やることが増えていった。そしてここ4,5年は3月のせん定からはじめ、12月の収穫まで年間7~8回、各回10人前後の会員が手伝いにいく。(収穫時期の12月は各回20人近く、2回は行く。)

収穫したみかんは、最初売るのが苦労したが、新聞ちらしで近隣に案内したこと、味がいいのでリピートのお客さんもつき、いまでは日進野菜塾にお客さんが買いにきてくれ、短い期間に完売するようになった。

 日進野菜塾にとって果樹は唯一、このみかんとなっている。(一般には「温州みかん」といわれる) 会員には不思議と人気のある栽培活動だ。

 

3月後半 せん定

 のこぎり、剪定はさみを持っておこなう。不要な枝と言っても、素人には枝を切るのにとても「勇気」がいる。指導していただく農園主は実に大胆(?)に切っておられるのだが・・・。ともかく木の風通しをよくする、上からの日当たりをよくすることが重要である。

どこをどう切るとよいか、なかなか経験を積まないとわからないかもしれない。慣れるとおもしろく、終わったら「床屋のオヤジ」(?)になったようなすっきりした気分となります。

 
■不要なせん定の樹木図枝の除去
 ⑦枯れ枝の除去
  黒点病の予防のために直ちに徹底して切る。
 ③内向枝・逆行枝の除去
  生育を妨げ、日照を悪くするので直ちに切る。
 ⑤平行枝・三叉枝・重なり枝の除去
 ⑥下垂枝の除去
■間引き
 ④立枝を間引く(A農園では立枝を残す)
 ②主枝との競合枝を間引く
 ①樹高を下げる

5月中旬 摘花

 余分な花を落とします。
この時期は、花の甘くかぐわしい匂いがたちこめています。白い花がいっぱいでこれを「落とす」のはかなりたいへんです。
一つの枝にびっしりとあり、なかなか「大胆」にはなりにくい。でもこのあとの実を落とす「摘果」の時期になると、どうしてもっと落としておかなかったかと思ってしまうことがあります。

 

DSC_0266

白い花がいっぱい枝につく。落とすのに困ることも。

 Exif_JPEG_PICTURE

みかんの花(咲いた状態)

 8月摘果

 5月に「花」を摘花したが、8月の中旬には「小玉」となっている。

小さくて酸っぱくとても食べられないので、多すぎる分を落とす。8月の猛暑の時期で作業もなかなかたいへんです。

 Exif_JPEG_PICTURE

 

 10月青切りみかん収穫

 もともとは仕上げ摘果と言って、8月の摘果がまだ小さい段階なのに対し、この仕上げ段階は大きくなっての摘果。これまでは地面に落としていたのだが。食べてみると酸味は強いが「みかん好き」の人にはおいしく感じられるようだ。

(仕上げ摘果で落としたみかんは販売していなかったが、10月末に少し時期を遅らせ、青切りとして販売すると「みかん好き」には好評で、「こういう酸味のみかん食べたかった」に代表される声があった。)

DSC_0824

青切りみかん、2019年10月はやや黄色がかっているが、まだ青い。

 12月本収穫

12月の収穫は12月初め第1週と第3週と2回に分けておこなうことが多かった。
収穫はまず「宮川早生(わせ)」という品種から。これは蒲郡地元の品種とされる。皮が薄く酸味がやや強い。みかん好きはとくに小さいみかんを好む人が多い。
「むかしよく食べたみかん」「今のみかんは甘ったるいが、このみかんは酸味とのバランスがよい」「味が濃くておいしい」などの評価されている。

もう一つの品種は「青島」。これは酸味は弱く、甘みがある。

 181224 みかん3回目収穫②

 

181224 みかん3回目収穫③

収穫したみかんは黄色いコンテナに入れる。コンテナ1つで20kg~25kgのみかんが入る。多い時は1度に100箱近く収穫した。

 

 

 

 

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自給(的)作物を育てる~(1)にんにく

 保存がきき、どの家庭でもあると便利な基礎作物。それが表のような作物です。

ここ数年、「自給用」にまた「販売用」にと、これら作物の栽培を増やしてきました。ざっとご紹介してみます。

自給作物いちらん

■ニンニク

あまり手をかけず、たくさんつくることができる代表作物。1905 にんにく

私たちは、前年にとれた分をタネに回し、千個単位で栽培しています。10月に穴あきの黒マルチを張り、タネを植える。条間、株間とも狭い間隔で植えるので、幅10m×長さ15mのウネであれば500個~600個も植えることができる。
収穫期まで数回の追肥、マルチ穴の草取り数回の手間を除くと手がかかりません。
収穫は5月にはニンニクの芽、6月にニンニクの球とつづく。(いっぺんにとるのは大変なので、4月後半から少しずつ収穫しています。)乾燥させてから風通しのよい日陰につるせば、数か月は保存がきく。。

またガン予防効果がもっとも高い野菜と言われています。毎日の食事でとりたい野菜です。

(アメリカ国立がん研究センター「デザイナーフーズ」ピラミッド)

11月ごろに芽が出てくるので、それまでに食べるか、冷凍個保存すれば年を越せます。

私たちは5月から販売しています。最初は水分の多い「生にんにく」として。また「にんにくの芽」はベーコン等と炒めると美味しい。

今後、「乾燥にんにく」「粉にんにく」「オリーブオイル漬け」など試して、商品の幅を広げていきたいと考えています。

190221 にんにく②

2019年の2月の栽培写真

190302 にんにく②

2019年3月、すっかり太くなった。

 

DSC_0206

2019年4月25日 少しずつ収穫が始まる。

 

 

 

 

 

 

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2019年06月19日

【連続講座】毎日の生ゴミを堆肥にし、野菜づくりに使う方法を学ぶ!第1回は6/26もしくは6/30からスタートします。お申込み受付中!

●ベランダでも生ゴミで堆肥づくりが簡単にできる「段ボールコンポスト」を紹介します。

●できたたい肥を使った「寄せ植え講座」、日進野菜塾の畑を使った「利用講座」「落ち葉たい肥講座」など実地で体験できます。●年明け「振り返りミーティング」あり。5回連続受講者には修了証をお渡しします。

 

ちらし JPG

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2019年06月18日

じゃがいも、黒マルチ使用で作業が楽、収量も確保できた!

たくさん採れるとうれしいジャガイモ。土寄せや、雑草取り、収穫などの力仕事もともなう。でも黒マルチを使って浅植えで、かなりの手間が削減できる。収穫量もそこそこ。次回からはもっと栽培株数を増やし、収量高を上げたい。

 

■現状

じゃがいもはたくさん栽培したいが、「芽かき」「土寄せ」などそれなりに「手間」を必要とする。

たくさん収穫したいといって、種イモを植えても、雑草に負けたり、とくに土寄せは雑草を取り遅れるとかんたんでなく、けっこうな力仕事となる。また「収穫」もスコップで掘りながらおこない、(それはそれで楽しいのだが)、力もいるし、ときに傷つくイモも出る

 

■楽々栽培の特徴

①黒マルチをかけた栽培。(マルチをかけてから、穴をあけ、種イモを植える)

②浅植え(種イモを植える場所)

③株元に穴があくので、土(あるいはもみがら)をかける(イモに日があたり緑化することを防ぐ)

 

■利点

①雑草を(かなり)防げる、取る手間がほぼ不要。

②中耕、土寄せが不要、とくにこれまで2回はしていた土寄せがなくて済む。これは楽。

③収穫作業がすわったままで、道具を使わず、手で掘り出せる。

■結果について評価

①かなり省力化でき、その割にはけっこうとれた。肥料は元肥なし、追肥は1回のみ。(自家製ぼかし)

②やや小さめではあるが、土寄せしないのにとれている。

③緑化するイモが多く出る思っていたが、ほとんど見られなかった、(株元にかけた効果)

④何よりも収穫作業が楽。イモが見えており、浅植えから取り出しやすい。

以上から、この方式は十分つづけるに値する。もっと栽培数を増やしても、作業負担はあまり増えない。

■作業の経過

 

(1)定植

3/6~11日。 株間30㎝で定植。このウネは男爵。半分カットして、切り口を下に向けて、5㎝ほどの深さに植えた。植え穴は穴あけ器であけている。

DSC_0129

 

(2)芽かき、株元に追肥(ぼかし)、「もみがら」 4/27

DSC_0219

(3)収穫 6/13

じゃがいもの株を根元5センチくらいでカットして、黒マルチをはがすと、この写真のような状態で現われる。

 

DSC_0361

 

 190617 じゃがいも①収穫作業

①イモがすでに表面に露出している。(黒マルチがあるため、日差しがイモにあたることはなく、青くなっていない。)②マルチをかけているので、土がやわらかく、残りのイモを「手」で掘り出せる。③また浅いところにイモがあり、すべて掘り上げるのに力や時間が少なくてすみ、作業が楽である。

■収穫量(いずれもウネ幅60㎝、株間は30㎝)

プロ農家にくらべれば、高水準とは言えないが。十分効果的と感じた。

 品種

株数

収穫量(㎏)

1株平均

(㎏)

男爵

切断面下向き

39

14.5

0.37

メイクイン

  〃

47

21.8

0.46

キタアカリ

  〃

43

16.6

0.38

  〃

切断面上向き

34

17.0

0.50

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2019年01月08日

「段ボールコンポストたい肥」を使ったプランター野菜栽培(秋の葉物)

段ボールコンポストでできたたい肥を使って、バルコニーでプランター野菜を栽培してみた。

 

 1.種まき

10月中旬に、3つのプランターで種まきをした。

土は「赤玉土(小粒)」と段ボールコンポストでできたたい肥を2:1の割合でつくった。下図のように、コンポストたい肥を真ん中にして、赤玉土ではさんでおり、混ぜ合わせていない。(コンポストたい肥の上に赤玉土をかぶせることで、たい肥が表面に露出しないようにした。)

190108 コンポストたい肥でプランター

 

 

 

 

まいたタネは、横長プランターに小松菜とラディッシュ、丸形プランターにはそれぞれ春菊、ガーデンレタス。写真は種まきして1週間くらいのもの。

  190108 プランター栽培(10月17日①)

2.生育(11月上旬)

種まきしておよそ20日後、ずいぶん大きくなった。水やりはほぼ毎日。肥料は何も与えていない。

190108 プランター栽培(11月6日④)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 190108 プランター栽培(11月6日⑤)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.収穫(12月中旬)

 下の写真は種まきしておよそ1か月半経過したもの。

冬の寒さにあたりはじめたので、小松菜も葉が厚くなってきた。

ガーデンレタスは料理に色取りがほしいとき、「摘んできて」と家族に言われ、根の上の葉を採る。春菊はもう少し大きくなったら、鍋に入れよう。

もっといろいろな野菜のタネをまいてもよかったな。春はたくさん種類をまきたい。

いずれにしても、肥料は段ボールコンポストのたい肥のみ。追肥はなし。水とお天道さんだけ。

段ボールコンポストの堆肥、けっこう威力あるね。

190108 プランター栽培(12月8日③)

190108 プランター栽培(12月8日②) 190108 プランター栽培(12月8日①)

 

 

 

 

 

 

 

 

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