名古屋近郊の市民農園で有機野菜づくりー日進野菜塾

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名古屋近郊の市民農園で有機野菜を作る日々

2020年05月26日

2020年、今年の田植え、除草はこうして!

いよいよ田植えのシーズン到来です。

日進野菜塾では6/6、6/7と両日にかけて「手植え」を実施します。
(6/7はなごや環境大学の第1回目となります。)

毎年「無農薬」で栽培をつづけ、コナギを中心にした「雑草」に手こずってきました。

今年はいろいろ工夫を入れて、本格的(?)に抑草対策を実施しています。

以下、紹介します。

 

1)3月から早期湛水

3月から水入れしています。田んぼが乾かないように水位を維持。

今年はJAの「あぜ塗り機」で「あぜ補強」しており、水もれの心配は(今のところ)ありません。いれっぱなし。

 

3月3日に水入れ開始。写真は水入れ中。あぜが整備されている。

3月3日に水入れ開始。写真は水入れ中。あぜが整備されている。

2)発酵肥料(ぼかし)の投入

水入れ前に田んぼの中で「発酵肥料(ぼかし)」を大量につくっていました。今年の肥料はこれを元肥にしている。

そのせいか4月からミジンコ等たくさん見らました。また小さな水生昆虫、カエルの声も早くから見られました。

 

3)5回の代かき

今年は代かきの回数を増やしています。抑草と田んぼの凹凸の修正をねらったものです。

トラクターを浅く、高速回転で実施。5月中旬に実施したときには、4~5センチ以下の小さなコナギがいっぱい浮かんだ。

水深を深くしてできるだけ「死滅」枯れさせようとしたが、なかなか枯れず。手で除去している。

 

4)田こすり器

田んぼの初期除草に有効な道具で長年使用している。古くなっていたので、新たな竹で補強、整備している。20本ほど用意している。

 

田こすり器の裏側は刃がついており、これで草をこすりとる。

田こすり器の裏側は刃がついており、これで草をこすりとる。

5)米ぬか散布、継続して

田植え後に、米ぬかを水で溶いてダンゴ状にして、まく予定。
数量は多くなく、反あたり2俵くらい。2週間単位でしばらくつづけたい。

 

6)株間せばめる、条間は維持

株間は24センチに、条間はこれまでどおり30センチ。これで株間に生える草をおさえる。また収量増もねらう。

 

7)苗を箱から出して、地につけてる(苗を育てる)

苗はすでに田んぼに入れている。(5/17)

箱からだして田んぼの底に根をつけています。「苗代」の要素を取り入れ、茎をのばし、植えつけ本数を2~3本と少な目にしたい。(成苗とまではいかないが稚苗ではない)

 

 

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2020年04月07日

ただいま準備中~4月4日(土)にたい肥、元肥入れ

「あせだくコース」、ただいま開始前の準備作業に入っています。

4月4日は、春夏の栽培に向けて、最初の作業。自家製たい肥、牛糞たい肥、もみがらくん炭、米ぬか、鶏ふん、油かすをまいている風景です。

一部、利用者の中で希望者も参加して、マスクしながらいっしょに作業していただきました。

200407 流の開始準備 ①

一輪車やバケツを使って、共同でまいています。このあとトラクターをかけて、約3週間近く土を養生させます。

 

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2020年01月10日

自給(的)作物を育てる~(2)蒲郡みかん、援農活動

蒲郡市のミカン園におじゃまするようになってもう8年ほどになる。最初は誘われて「みかん狩り」。その翌年は「摘果」を、さらに翌年は「せん定から」と毎年やることが増えていった。そしてここ4,5年は3月のせん定からはじめ、12月の収穫まで年間7~8回、各回10人前後の会員が手伝いにいく。(収穫時期の12月は各回20人近く、2回は行く。)

収穫したみかんは、最初売るのが苦労したが、新聞ちらしで近隣に案内したこと、味がいいのでリピートのお客さんもつき、いまでは日進野菜塾にお客さんが買いにきてくれ、短い期間に完売するようになった。

 日進野菜塾にとって果樹は唯一、このみかんとなっている。(一般には「温州みかん」といわれる) 会員には不思議と人気のある栽培活動だ。

 

3月後半 せん定

 のこぎり、剪定はさみを持っておこなう。不要な枝と言っても、素人には枝を切るのにとても「勇気」がいる。指導していただく農園主は実に大胆(?)に切っておられるのだが・・・。ともかく木の風通しをよくする、上からの日当たりをよくすることが重要である。

どこをどう切るとよいか、なかなか経験を積まないとわからないかもしれない。慣れるとおもしろく、終わったら「床屋のオヤジ」(?)になったようなすっきりした気分となります。

 
■不要なせん定の樹木図枝の除去
 ⑦枯れ枝の除去
  黒点病の予防のために直ちに徹底して切る。
 ③内向枝・逆行枝の除去
  生育を妨げ、日照を悪くするので直ちに切る。
 ⑤平行枝・三叉枝・重なり枝の除去
 ⑥下垂枝の除去
■間引き
 ④立枝を間引く(A農園では立枝を残す)
 ②主枝との競合枝を間引く
 ①樹高を下げる

5月中旬 摘花

 余分な花を落とします。
この時期は、花の甘くかぐわしい匂いがたちこめています。白い花がいっぱいでこれを「落とす」のはかなりたいへんです。
一つの枝にびっしりとあり、なかなか「大胆」にはなりにくい。でもこのあとの実を落とす「摘果」の時期になると、どうしてもっと落としておかなかったかと思ってしまうことがあります。

 

DSC_0266

白い花がいっぱい枝につく。落とすのに困ることも。

 Exif_JPEG_PICTURE

みかんの花(咲いた状態)

 8月摘果

 5月に「花」を摘花したが、8月の中旬には「小玉」となっている。

小さくて酸っぱくとても食べられないので、多すぎる分を落とす。8月の猛暑の時期で作業もなかなかたいへんです。

 Exif_JPEG_PICTURE

 

 10月青切りみかん収穫

 もともとは仕上げ摘果と言って、8月の摘果がまだ小さい段階なのに対し、この仕上げ段階は大きくなっての摘果。これまでは地面に落としていたのだが。食べてみると酸味は強いが「みかん好き」の人にはおいしく感じられるようだ。

(仕上げ摘果で落としたみかんは販売していなかったが、10月末に少し時期を遅らせ、青切りとして販売すると「みかん好き」には好評で、「こういう酸味のみかん食べたかった」に代表される声があった。)

DSC_0824

青切りみかん、2019年10月はやや黄色がかっているが、まだ青い。

 12月本収穫

12月の収穫は12月初め第1週と第3週と2回に分けておこなうことが多かった。
収穫はまず「宮川早生(わせ)」という品種から。これは蒲郡地元の品種とされる。皮が薄く酸味がやや強い。みかん好きはとくに小さいみかんを好む人が多い。
「むかしよく食べたみかん」「今のみかんは甘ったるいが、このみかんは酸味とのバランスがよい」「味が濃くておいしい」などの評価されている。

もう一つの品種は「青島」。これは酸味は弱く、甘みがある。

 181224 みかん3回目収穫②

 

181224 みかん3回目収穫③

収穫したみかんは黄色いコンテナに入れる。コンテナ1つで20kg~25kgのみかんが入る。多い時は1度に100箱近く収穫した。

 

 

 

 

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カテゴリー:スタッフブログ自給作物ほか野菜栽培

自給(的)作物を育てる~(1)にんにく

 保存がきき、どの家庭でもあると便利な基礎作物。それが表のような作物です。

ここ数年、「自給用」にまた「販売用」にと、これら作物の栽培を増やしてきました。ざっとご紹介してみます。

自給作物いちらん

■ニンニク

あまり手をかけず、たくさんつくることができる代表作物。1905 にんにく

私たちは、前年にとれた分をタネに回し、千個単位で栽培しています。10月に穴あきの黒マルチを張り、タネを植える。条間、株間とも狭い間隔で植えるので、幅10m×長さ15mのウネであれば500個~600個も植えることができる。
収穫期まで数回の追肥、マルチ穴の草取り数回の手間を除くと手がかかりません。
収穫は5月にはニンニクの芽、6月にニンニクの球とつづく。(いっぺんにとるのは大変なので、4月後半から少しずつ収穫しています。)乾燥させてから風通しのよい日陰につるせば、数か月は保存がきく。。

またガン予防効果がもっとも高い野菜と言われています。毎日の食事でとりたい野菜です。

(アメリカ国立がん研究センター「デザイナーフーズ」ピラミッド)

11月ごろに芽が出てくるので、それまでに食べるか、冷凍個保存すれば年を越せます。

私たちは5月から販売しています。最初は水分の多い「生にんにく」として。また「にんにくの芽」はベーコン等と炒めると美味しい。

今後、「乾燥にんにく」「粉にんにく」「オリーブオイル漬け」など試して、商品の幅を広げていきたいと考えています。

190221 にんにく②

2019年の2月の栽培写真

190302 にんにく②

2019年3月、すっかり太くなった。

 

DSC_0206

2019年4月25日 少しずつ収穫が始まる。

 

 

 

 

 

 

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カテゴリー:スタッフブログ自給作物ほか野菜栽培
2019年06月18日

じゃがいも、黒マルチ使用で作業が楽、収量も確保できた!

たくさん採れるとうれしいジャガイモ。土寄せや、雑草取り、収穫などの力仕事もともなう。でも黒マルチを使って浅植えで、かなりの手間が削減できる。収穫量もそこそこ。次回からはもっと栽培株数を増やし、収量高を上げたい。

 

■現状

じゃがいもはたくさん栽培したいが、「芽かき」「土寄せ」などそれなりに「手間」を必要とする。

たくさん収穫したいといって、種イモを植えても、雑草に負けたり、とくに土寄せは雑草を取り遅れるとかんたんでなく、けっこうな力仕事となる。また「収穫」もスコップで掘りながらおこない、(それはそれで楽しいのだが)、力もいるし、ときに傷つくイモも出る

 

■楽々栽培の特徴

①黒マルチをかけた栽培。(マルチをかけてから、穴をあけ、種イモを植える)

②浅植え(種イモを植える場所)

③株元に穴があくので、土(あるいはもみがら)をかける(イモに日があたり緑化することを防ぐ)

 

■利点

①雑草を(かなり)防げる、取る手間がほぼ不要。

②中耕、土寄せが不要、とくにこれまで2回はしていた土寄せがなくて済む。これは楽。

③収穫作業がすわったままで、道具を使わず、手で掘り出せる。

■結果について評価

①かなり省力化でき、その割にはけっこうとれた。肥料は元肥なし、追肥は1回のみ。(自家製ぼかし)

②やや小さめではあるが、土寄せしないのにとれている。

③緑化するイモが多く出る思っていたが、ほとんど見られなかった、(株元にかけた効果)

④何よりも収穫作業が楽。イモが見えており、浅植えから取り出しやすい。

以上から、この方式は十分つづけるに値する。もっと栽培数を増やしても、作業負担はあまり増えない。

■作業の経過

 

(1)定植

3/6~11日。 株間30㎝で定植。このウネは男爵。半分カットして、切り口を下に向けて、5㎝ほどの深さに植えた。植え穴は穴あけ器であけている。

DSC_0129

 

(2)芽かき、株元に追肥(ぼかし)、「もみがら」 4/27

DSC_0219

(3)収穫 6/13

じゃがいもの株を根元5センチくらいでカットして、黒マルチをはがすと、この写真のような状態で現われる。

 

DSC_0361

 

 190617 じゃがいも①収穫作業

①イモがすでに表面に露出している。(黒マルチがあるため、日差しがイモにあたることはなく、青くなっていない。)②マルチをかけているので、土がやわらかく、残りのイモを「手」で掘り出せる。③また浅いところにイモがあり、すべて掘り上げるのに力や時間が少なくてすみ、作業が楽である。

■収穫量(いずれもウネ幅60㎝、株間は30㎝)

プロ農家にくらべれば、高水準とは言えないが。十分効果的と感じた。

 品種

株数

収穫量(㎏)

1株平均

(㎏)

男爵

切断面下向き

39

14.5

0.37

メイクイン

  〃

47

21.8

0.46

キタアカリ

  〃

43

16.6

0.38

  〃

切断面上向き

34

17.0

0.50

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